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秋の連休に久しぶりに大好きな白馬に行った。

ゆっくりとリフレッシュするつもりで大町・安曇野あたりを周遊した。といっても白馬連峰のふもと、雄大な山を見ながら果樹園やしゃれたお店、美術館を抜け、時には湖を眺め気の向いた時に車を止めあたりを散策した。

とある草原があり、良い雰囲気なので立ち寄った。吹く風も心地よく草原を歩いているとふと草むらに何かがあるのに気付いた。

よく見るとナンバンギセルのような形の花である。ナンバンギセルはススキなどに寄生する植物であるのは知っていたが、この花は赤紫色ではなく茎も萼ような部分も花も白い。不思議に思い写真に収めた。帰って調べてみるとアキノギンリョウソウ(別名ギンリョウソウモドキ)だった。

「アキノ」と着くのは、ギンリョウソウは初夏に咲くという。このギンリョウソウに似ているのでアキノギンリョウソウと名付けられた。しかし、専門的にはギンリョウソウはツツジ科ギンリョウソウ属であるのに対し、アキノギンリョウソウはイチヤクソウ科シャクジョウソウ属である。また果実がギンリョウソウは液果(水分が多く柔らかい果実)であるが、アキノギンリョウソウは蒴果(成熟すると果皮が乾燥し縦に割れて種をこぼす)である。つまり実の形が違うのだ。

ギンリョウソウと同様に寄生植物であり、光合成しないので茎の花も白いのである。葉は退化して茎にへばりつくようになるのでジグザグした感じの茎になる。

ギンリョウソウより数はずっと少ないという。

アキノギンリョウソウは「秋の銀竜草」と書くが、私には、白馬が首をもたげているように見え、白馬で白馬のような花に会ったと、楽しくなった充実の休日だった。

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